top of page

シームレスかつグローバルな生産体制を確立。

GLORY PHILIPPINES, INC. 様



--グローリーフィリピンについて--


1994年にグローリー株式会社(姫路本社)の海外向け金融製品(金融機関、流通店等の貨幣処理機)の組立工場としてマニラ市から約30Km離れたカビテ州工業団地(Cavite Economic Zone)に設立しました。現在では、日本と中国に並んで、アジアの生産拠点とし、アメリカ、ヨーロッパ、アジア各国に、製品を出荷しています。


--生産量の拡大--


設立当初は組立と流通倉庫から始まりましたが、グローリー本社が欧州の企業をM&Aしたことによる金融市場の拡大、生産需要が増える中、徐々にフィリピンへの生産移行を進めてきました。2012年に樹脂成型工場を増設し、2015年10月には板金工場(Metal fabrication)を立ち上げることになりました。

板金工場について


アマダ製 EML3510 パンチレーザー複合機と EM2510 パンチプレスを導入し、そのCAMCAMシステムとして、ウィリーのレイダンを導入しました。グローリー本社(姫路)板金加工グループとのグローバルネットワークで日本とフィリピンの双方でデータの共有ができ、スピーディかつ正確にNCデータ作成ができます。これにより、フィリピンでのCADCAM作業はもちろんですが、加工データ作成や変更を日本で行い、即、海外生産も可能になりました。レイダンは、加工ノウハウを使いやすく改良できるメリットと、マルチ言語に対応しているため、フィリピンのオペレータ、日本のオペレータで簡単に言語の切り替えも可能です。これにより、シームレスかつグローバルな生産体制を確立できました。また、ベンダー(曲げ加工機)や溶接スポットも複数台導入することで、一貫した板金加工を実現します。グローリーの志に基づいた「ものづくり」をこのフィリピンで更に拡大できればと考えています。



掲載企業情報

 GLORY PHILIPPINES, INC. 様


■ 事業内容

海外向け金融製品の製造


■ 導入ソフトウェア

3次元ソリッドモデル CADCAM RADAN


■ URL (グローリー株式会社)

bottom of page