株式会社メタルクラフトマツムラ 様
--御社の業務内容を教えてください。--
抜き、曲げ、溶接、製缶を行っており、それが業務のひとつの流れになっておりまして、抜きのアイテムとしてはシャーリング、レーザーを使用しています。曲げでは主にベンダーを使用し、溶接の工程では半自動の溶接やアルゴン溶接、ロボットを使用しています。その他には、一般鋼材の卸業務も行っております。実際の製品は加工機であったり、立体駐車場のパレット、各種産業機械関係のフレームなどです。トラックの架装関係やマテハンの機械部品なども製造しています。板厚は中厚のものを多く取り扱っています。
--レイダンを導入したきっかけを教えてください。--
もともと2次元のCADしかなかったので、製缶のお客様が多いのでそういった展開をするためにウィリーさんの昔のソフトのフュージョンを導入しました。その流れでレイダン導入ですが、当社がやっていきたい内容にこのレイダンが一番最適ではないかというのを判断して導入したというのが本当のきっかけになると思います。
--導入後のメリットについて教えてください。--
以前は本当に2次元しかなかったので、3次元を導入することによって、当然複雑な展開ができるのは言うまでもありません。今までは2次元で確認するにも計算しながらとか三面図描いて、線を引いて・・・みたいな手法でやっていたのを3次元を使えることで格段に展開も早くなりました。あとやはりポストプロセッサーは圧倒的優位ですよね。空いている機械に振り分けたりする際に断然楽になるわけです。そういったような点ではやはりかなりレイダンは使い勝手が良いですね。また、レイダンは2次元のソフトの中でも2次元で展開してそれを手配に出すまでのスピードがすごく早いみたいなんです。以前他のソフトを進められたことがあったのですが、レイダンみたいに早くは出せないようで、改めてレイダンの早さがわかりました。NCなんかも以前は原点の位置が決められていたからそこに持っていかなくてはいけなかったんですけど、今は原点の位置を自由に決められるというのは良いですね。
あとは、以前使用していた他社CADCAMは3次元の機能はあったのですが、ほぼ2次元のようなものでソフトが座標位置を計算することはできなかったので自分で計算して作図していました。ですがレイダンだとモデルのサイズを入れるだけで作図してくれ、穴もあけられる。そういった展開はものすごいなと正直思いました。ですが、そのソフトが全然ダメだという訳ではなく、やはり一長一短で秀でている所や使いやすい所はもちろんあります。ただ難しい展開に関してはレイダンはレベルが違うと思います。
掲載企業情報
株式会社メタルクラフトマツムラ様
■ 事業内容
一般鋼材、工作機械フレーム、医療機器、立体駐車場パレット、環境機械フレーム、 液晶ラインフレーム、耐震補強鋼板加工、ステンレス板金製缶、シャーリング、 レーザー、ベンディング、切削機械加工、各種溶接、塗装
■ 導入ソフトウェア
3次元ソリッドモデル CADCAM RADAN
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